誘導機の頻出公式と論点まとめ【電験3種 機械】過去問61問 論点別インデックス

電験3種 機械科目 誘導機の頻出公式と論点まとめ

電験3種(第三種電気主任技術者試験)機械科目で最も出題数が多いのが誘導機(三相誘導電動機)です。A問題で毎年2問前後、B問題でも頻出ですが、計算の芯は「滑り」と「電力の比例配分」のたった2つ。ここを押さえれば一気に得点源になります。

このページは、当ブログの誘導機解説(全61問)を論点別に並べたインデックスです。まず下の基本式を押さえ、論点ごとに過去問を解き進めてください。

目次

まず覚える:誘導機の基本式

① 同期速度と滑り \( N_s=\dfrac{120f}{p} \)、\( s=\dfrac{N_s-N}{N_s} \)
💬 回転磁界の速さは「周波数×120÷極数」。実際の回転はそれよりわずかに遅れ、その遅れ具合が滑りsです。
② 電力の黄金比 \( P_2 : P_{c2} : P_m = 1 : s : (1-s) \)(二次入力:二次銅損:機械出力)
💬 二次側に入った電力は、滑りsの割合だけ銅損で消え、残り(1−s)が機械の出力になる——という取り分の話。
③ 比例推移 \( \dfrac{r_2}{s}=\dfrac{r_2+R}{s\prime} \)(巻線形。トルク一定のまま滑りが推移)
💬 巻線形は二次抵抗を足すと、トルクを保ったまま滑り(回転速度)をずらせます。始動特性を調整する定番手です。
④ トルクと電圧 同一滑りで \( T\propto V^2 \)(Y-Δ始動でトルク1/3の根拠)
💬 同じ滑りならトルクは電圧の2乗に比例。だからY-Δ始動(電圧が1/√3)ではトルクが1/3に落ちます。

論点別・問題インデックス(全61問)

各リンクは過去問1問ごとの完全解説です。誘導機は「電力の黄金比」「比例推移」の2論点だけで計算問題の大半をカバーできます。

回転磁界・動作原理

誘導起電力・滑り

構造・かご形と巻線形

電力フロー・二次銅損・効率

等価回路と試験・近似計算

比例推移

始動法

速度制御・インバータ

各種回転機の比較

「各種回転機の比較」の記事は、直流機・同期機・変圧器との横断論説です。誘導機を一通り学んだあとの総まとめに使ってください。

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