直流回路24【電験3種 理論】抵抗を並列追加したときR₃に流れる電流を求める!令和4年度上期 A問題5 完全解説

電験3種 理論科目【電磁気(直流回路)】令和4年度上期 A問題5 まず電源電圧とR₂を求め、並列追加後の分流を計算する

今回は令和4年度上期 理論科目 A問題5を解説します。図1でR₂の電圧100V・電流5Aという条件からR₂と電源Vを求め、図2でR₃=5Ωを並列追加したときにR₃に流れる電流I₃〔A〕を求める問題です。

図1からR₂=100/5=20Ω、電源V=5×1+100=105Vが分かります。図2ではR₂∥R₃を求め、全電流と分流でI₃を計算します。

出題のポイント

目次

令和4年度上期 理論科目 A問題5:問題文と選択肢

まずは、実際の試験問題を確認してみましょう。

電験3種 理論科目 直流回路 令和4年度上期 A問題5 問題文
令和4年度上期 理論科目 A問題5 問題文

電験3種 理論科目 【電気回路(直流回路)】 令和4年度上期 A問題5

 図1のように、二つの抵抗R1=1Ω、R2〔Ω〕と電圧V〔V〕の直流電源からなる回路がある。この回路において、抵抗R2〔Ω〕の両端の電圧値が100V、流れる電流I2の値が5Aであった。この回路に図2のように抵抗R3=5Ωを接続したとき、抵抗R3〔Ω〕に流れる電流I3の値〔A〕として、最も近いものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。

(1)4.2 (2)16.8 (3)20 (4)21 (5)26.3〔A〕

図1 R₁とR₂の直列回路/図2 R₃を並列追加した回路(問題図)
図1 R₁とR₂の直列回路/図2 R₃を並列追加した回路(問題図)

ポイント解説:図1で電源電圧を確定し、図2で分流を計算する

図1はR1とR2の直列。R2の電圧100V・電流5Aから、R2=20Ω、電源V=I2R1+100=5×1+100=105Vが求まります。

図2はR2にR3=5Ωを並列追加。R2∥R3を求め、全電流と分流でI3を計算します。

問題の解説

STEP1 R₂と電源電圧を求める

R2=100/5=20Ω。電源V=I2R1+VR2=5×1+100=105V。

STEP2 図2の全電流を求める

R2∥R3=20∥5=20×5/25=4Ω。全体=R1+4=5Ω。$$I=\frac{105}{5}=21\;[\mathrm{A}]$$

STEP3 I₃を求める

並列部の電圧=V−I·R1=105−21×1=84V。$$I_3=\frac{84}{5}=16.8\;[\mathrm{A}]$$したがって(2)です。

答え:(2)(I₃=16.8A)

💡 覚え方
まず既知条件からR2と電源電圧を確定。並列追加後は合成→全電流→分流(並列部電圧/R3)でI3

⚠️ よくある間違い
電源電圧はR2の100Vだけでなく、R1の電圧降下(5V)も足すこと。V=105V。

まとめ

R2/V20Ω/105V
R2∥R320∥5=4Ω
全電流105/5=21A
答えI3=84/5=16.8A …(2)

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