過渡現象12【電験3種 理論】コンデンサ充電回路の時定数を求める!平成30年度 A問題10 完全解説

電験3種 理論科目【電磁気(過渡現象)】平成30年度 A問題10 時定数τ=RC(Rは電源の内部抵抗)

今回は平成30年度 理論科目 A問題10を解説します。1F・初期電荷0のコンデンサを、起電力10V・内部抵抗0.5Ωの直流電源で充電するときの充電電流の時定数を求める問題です。

充電回路の時定数はτ=RC。ここでRは電源の内部抵抗0.5Ωです。起電力の値は時定数に関係しません。

出題のポイント

目次

平成30年度 理論科目 A問題10:問題文と選択肢

まずは、実際の試験問題を確認してみましょう。

電験3種 理論科目 過渡現象 平成30年度 A問題10 問題文
平成30年度 理論科目 A問題10 問題文

電験3種 理論科目 【電気回路(過渡現象)】 平成30年度 A問題10

 静電容量が1Fで初期電荷が0Cのコンデンサがある。起電力が10Vで内部抵抗が0.5Ωの直流電源を接続してこのコンデンサを充電するとき、充電電流の時定数の値〔s〕として、最も近いものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。

(1)0.5 (2)1 (3)2 (4)5 (5)10〔s〕

ポイント解説:充電回路の時定数はτ=RC

RC充電回路の時定数はτ=RC。ここでRは電源の内部抵抗(0.5Ω)です。

起電力(10V)や初期電荷は時定数には関係しません。時定数は抵抗と静電容量の積だけで決まります。

問題の解説

STEP1 時定数の式

τ=RC。R=内部抵抗0.5Ω、C=1F。

STEP2 計算する

τ=0.5×1=0.5s。

STEP3 答えを決める

したがって(1)です。

答え:(1)(τ=0.5s)

💡 覚え方
RC充電の時定数τ=RC(Rは電源の内部抵抗)。起電力は時定数に無関係。

⚠️ よくある間違い
時定数はRとCの積だけで決まる。起電力10Vや初期電荷は無関係。

まとめ

時定数τ=RC
R内部抵抗0.5Ω
C1F
答えτ=0.5s …(1)

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