スイッチを入れた直後、コイルは電流の急な変化を妨げます。その後、抵抗の電圧は増え、コイルの電圧は減ります。
目次
問題文と選択肢

出典:電気技術者試験センター・公式問題PDF(該当箇所を切り抜き)。公式解答PDFの正解は(4)です。
解答図|RL直列回路の時間定数と電圧の変化

補足図|RL回路の過渡変化と時間定数

電流の立ち上がりを読む
定常状態の電流はE/R。時間定数τ=L/Rを用いると、電流は0からE/Rへ近づきます。抵抗電圧は電流にRを掛けたものです。
電流の立ち上がりを読む
$$\tau=\frac LR,\quad i(t)=\frac ER(1-e^{-t/\tau}),\quad v_R(t)=E(1-e^{-t/\tau})$$
コイル電圧を求める
キルヒホッフの電圧則より、常にE=vR+vLです。t=τではe⁻¹≈0.368を使います。
コイル電圧を求める
$$v_L(t)=E-v_R(t)=Ee^{-t/\tau},\quad v_R(\tau)\simeq0.632E,\quad v_L(\tau)\simeq\boxed{0.368E}$$
「コイル電圧が0.632E」とする記述が誤りなので、正解は(4)です。
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